環境デザイン2 『伊那谷Style』No,33

建物の外観デザインも、設計者や個人の好みだけでは無く、環境デザインの手法で形を決めていきます。

前述したように、朝夕の日射角度が低く夏期に暑くなりがちが東西の窓は最小限にして、南に冬期のダイレクトゲインを取り入れる大きな窓を配置。夏冬の太陽光の入射角を考慮し、たっぷりと出した南側の庇。

屋根の勾配も屋根集熱太陽熱利用にとって最も理想的な角度でデザイン。

全ての形を、環境デザインの視点で生み出していく。