八幡町のまちや『Mさん家族の家』
古くは遠州街道と秋葉街道の分岐点であった八幡町に、根羽杉の町家が完成しました。
たくさんの人に気軽に訪れて欲しい。家の一部を開放すること で地域とつながって生きていきたい。 盆正月には家から出た叔父さん、叔母さん一家が楽しみでこの 家に訪れてくれる。30人は寝泊まり出来るそんな余裕がこの 家には欲しい。まるで旅館のような家になりました。
家は家族を守るシェルターである一面、多くの人々を迎え入れる暖かく気持ちの良い居場所でありたい。
様々な個性ある住まい方が実現した、家族の為のシェアハウスがこの家のあり方です。
二ヶ所の中庭から明るい陽が差し込むこの家は、今までの概念にはとらわれない住まい方を追求したプラン。
道路側の二部屋はコモンスペースとして地域に開放し様々な交流と、人と人とのつながりを生み出そうと考えています。
杉板の外壁は今後エイジングして旧街道の町並みにになじんでいきます。