『伊那谷Style』No,17  RC杉板打ち放しの家 着工しました。

RC杉板打ち放しの家(高羽町)着工。

1階部分をRC(鉄筋コンクリート造)、2階を準木造とした住まいが着工。1階部分の内装はRC杉板打ち放しのテクスチャーを活かしたインテリアを構成します。RC打ち放しは現代的な表現でその価値を表現出来ますが、内外打ち放しとすると冬期は厳しい室内環境となります。今回は外断熱工法とし、外部には分厚いビーズ法ポリスチレン断熱材(発泡スチロールの親戚です)で包みます。基礎部分は当然防蟻性能のある同種の断熱材打ち込みです。

RC外断熱工法用のビーズ法ポリスチレン断熱材は通気性と耐久性が高い材質として採用しました。あの第一次南極越冬隊の基地にも使われ数十年を経て解体された部材を日本に持ち帰って経年変化を調べた所ほとんど劣化は見られなかったと言われています。