薪ストーブを置く場所  『伊那谷Style』No,26

存在感のある薪ストーブ。インテリアとしても置く場所にはこだわりたいと思いますが、室内の温熱環境的には窓際に設置することが基本と言われています。開口部と断熱材が入っている壁とは断熱性は大きく異なります。暖かい室内空気が開口部で冷やされ不快なすきま風みたいな下降気流(コールドドラフト)が発生します。窓際に暖房器具を設置することによりその下降気流を押し返します。ただし、薪ストーブには暖房用途以上に柔らかい炎と実際の暖かさで家族が集まってきて楽しい団欒の場ともなります。キッチンと連続した場所に置いて調理用途としても使用出来る工夫もしています。また店舗等ではファイヤープレイスとして人が集まる場づくりにも活かせます。